身の回りの三晃特殊金属工業の技術
Our Technology
現代社会の中で生活していく上で必要不可欠となった自動車やIT機器をはじめ、皆さんの身の回りにある様々な製品に三晃特殊金属工業の技術が広く関わっています。
様々な製造メーカーの最重要部品の過程において、当社の製作した高精度・高精密ロールが用いられており、あらゆるモノづくりを広く支えています。
リチウムイオン二次電池
脱炭素化社会に向けて、電気自動車はもちろんの事、今や生活必需品となった様々なモバイル機器にも組み込まれているリチウムイオン二次電池。これらの生産過程において、当社のロール製品が活躍しています。
例えばリチウムイオン二次電池の外装部分である金属ジャケットにはニッケルめっき鋼鈑が用いられていますが、この金属ジャケットに用いるニッケルめっき鋼鈑の製造過程において当社のコンダクターロールが使用されています。また電池内部のセパレーターと呼ばれる部品の製造過程においても当社のフィルムロールが用いられているのです。
スマートフォン・タブレットPC
現在の情報化社会においてスマートフォンやタブレットPCは生活に欠かせない製品です。
これらの製品のディスプレイに使用されている「偏光フィルター」や「配向膜」という部品は、ベースフィルムというものを原材料にしており、このベースフィルムの製造工程で当社のフィルムロールが活躍しています。スマートフォンやタブレットPCのような精密機器の製造、その工程のロール製品にも精密さが要求されます。
炭素繊維を用いた製品
航空機や風力発電用ブレードといった大型製品だけでなく、ゴルフ用シャフトやロードバイクのフレームといった一般消費者向け製品まで幅広く材料として用いられている炭素繊維。これらの製造工程には当社の溝付ロールが用いられています。
炭素繊維を材料とする製品は、いずれも安全性が高いレベルで求められるものばかりで、その製造を支えるロール製品には精度と精密性が求められています。
高級自動車のボディ素材
自動車に求められるようになった環境(燃費)性能。併せて安全性を確保する強度を高いレベルで提供しているのがこの高強度鋼鈑。
この高強度鋼鈑の製造工程にも当社のロールが用いられており、鋼鈑の性能を左右する重要ラインで使用されています。